潜んでいる場合があることが、最近わかってきました。
「間質性膀胱炎」という病名を聞いたことがあるでしょうか。
この病気は、泌尿器科の医師ですら認識が薄く、
よく見落とされています。
自覚症状は頻尿や残尿感、膀胱痛などがあり、
放っておくと膀胱がだんだん小さくなってしまうという、
原因不明の病気です。
膀胱や下腹部に強い痛みを覚え、年齢の割合では40歳以上に
多く見られますが、若い人や子どもにも見られます。
男性よりは女性に多い病気で、進行すると膀胱の容量はどんどん小さくなり、
1日に30回以上もトイレに行くようになってしまうので、
早期に発見しないと大変なことになる病気です。
膀胱の内側を覆っている細胞に異常があるなどの原因が考えられていますが、
これという決め手になるものはいまだに解明されていません。
典型的な例としては、
「膀胱炎のような症状があるが、病院に行って検査しても異常なし、
薬をいろいろ変えてみても改善せず、膀胱の痛みがひどくなって
検査してみても異常が見つからず、「気のせいです」と診断されて
いるようなケース」
です。
確実な診断には、入院して麻酔をかけて内視鏡検査を行う必要があり、
外来の検査だけでは異常は見落とされがちです。
治療も特殊なものとなりますので、開業医より大学病院などの
設備の整った泌尿器科で、専門医に診てもらうのがよいでしょう。
ガンと同じで、早期に対応すればそのほとんどはよくなりますので、
頻尿だからといって「歳のせい」「気のせい」と安易に結論を出さず、
膀胱の痛みが一向におさまらないような場合には、
勇気を出して一歩を踏み出しましょう。
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