約300万人。
尿失禁も含めた頻尿の国内患者数です。
欧米ではさらに多く、約2000万人に上がると考えられています。
年齢を重ねるにつれて発症率が上がる傾向があり、
これから高齢化社会が進むにつれて、患者数は増加すると推測されています。
その一方で、欧米では半分以上、日本では3分の1以上の患者が
頻尿の治療を受けていないという調査結果があります。
これは、頻尿や残尿感をれっきとした病気の症状として正しく認識されていないことから、
頻尿の治療そのものをさけてしまう傾向がみられるからだと考えられています。
かぜをひいたら内科へ行き、ケガをすれば整形外科へ行くことは一般的に自然なことなのですが、頻尿となると「しも」の問題だけに、受診をためらってしまう人が多いのですね。
これは自分に当てはめてみても、おそらくそうだろうと容易に察しがつきます。
できることならまず、市販の頻尿の薬でなんとか症状をおさえたい。
いい頻尿の治療薬があれば、それを試してみてようすをみたい。
はじめはそう考えるのが普通かもしれません。
頻尿の治療薬は、「膀胱を弛緩させ、蓄尿機能を高める」といったものがよく知られています。
現在は製薬会社から内服薬などが市販されていますので、
まずは試してみてようすをみるのもよいでしょう。
服用していて頻尿の症状が改善されてくるなら、
それに越したことはありません。
でも、くり返し書いていますが、前立腺がんや尿道炎など、
思いもかけない病気のサインである場合もないとはいえないので、
症状の自己判断には十分注意が必要です。
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